当院におけるリハビリの特徴
当院入院患者様のほとんどは、慢性期(病気を発症してから数ヶ月~数年経った時期)のリハビリが中心となっています。今回はその中でも慢性期によくみられる関節拘縮について簡単に説明いたします。
関節拘縮とは…
拘縮:関節外(筋肉、靭帯、関節包、皮膚など)の軟部組織に生じた変性が原因で関節が硬くなってしまったものです。関節拘縮はさまざまな原因で臥床、安静を余儀なくされ関節を動かさないことで生じます。拘縮は一度起きてしまうと改善が困難で、離床後の歩行をはじめとする日常生活の大きな阻害因子となります
逆に、関節内で生じた変性は強直といいます。関節がほとんど、もくしは完全に動かない状態を表します。
関節拘縮への対応
①早期からの予防(理由もなく寝たきりにさせない。必ずしも安静が良いケースばかりではない。予防的関節可動域練習)
②関節可動域練習(改善的)
③リラクセーション(筋緊張亢進への)
④徐痛
⑤離床(臥床させない)
⑥ポジショニング(安楽な体位)
⑦運動療法
等々さまざまです。今回は関節拘縮について対応まで簡単に説明しましたが、次回は関節拘縮への対応方法をご紹介していきたいと思います
カテゴリー: ■エビハラ病院.
3/4(木)にエビハラ高齢者相談センターで平成21年度2回目の認知症サポーター養成講座を開催しました
徐々に参加者が増えていき今回の参加者は、20名になりました。
ビデオを通じての講座や寸劇等を行い、和気あいあいと行い、参加された方から、とても参考になったと感謝の声を多くいだだきました
カテゴリー: ■エビハラ病院.
エビハラ病院の佐藤です
当院、リハビリテーションは脳血管疾患Ⅲ、運動器疾患ⅠⅡ(医療保険)、理学療法ⅠⅡ(介護保険)を行っています。
入院患者様のリハビリテーション疾患の割合は全体の7割が脳血管疾患、2割が運動器疾患、1割がその他(廃用症候群を含む)となっています。
また、当院1Fには通所リハビリテーションを開設しており、鴨川市内外をとわず、1日25名程度の利用があります。
リハビリテーション室は開放感があり、外へ出るとリハビリ公園が広がって歩行練習を行うのにもってこいの場所となっております。
当院リハビリテーションの特色として、慢性期、維持期、終末期におけるリハビリテーションを積極的に行うことで在宅生活の長期継続(能力維持、向上)、また自宅、入院生活におけるQOLの向上を目指し取り組んでいます。
カテゴリー: ■エビハラ病院.
はじめまして
エビハラ病院担当の佐藤です
本日より、エビBLOが開設されました。エビハラ病院では、ご覧いただいた方に少しでもお役に立てる情報を発信したいと思います
エビハラ病院は、長期療養型医療施設です。ご自宅で介護をされている方。現在ショートステイなどで短期間施設を利用されている方様々だと思いますが、そんな方々に少しでもお役に立てる情報を発信したいと思っています
特に、リハビリについては当院でも日曜日以外の週6回行っておりますが、ご自宅などで簡単にできるリハビリ体操等、ブログに掲載できればと考えています
今後とも「エビBLO」をよろしくお願いします
カテゴリー: ■エビハラ病院.