2010年 12月 13日 月曜日
上肢の拘縮予防≪関節可動域練習1(肩甲骨)≫をご紹介します。
前回、頸部の拘縮予防(関節可動域練習)をご紹介しましたが、続いて、今回から上肢(肩甲骨、肩、肘、前腕、手首と指)の拘縮予防(関節可動域練習)についてご紹介いたします。
まずは、肩甲骨より、ご紹介します。
☆肩関節の運動には、上腕骨だけでなく、肩甲骨の可動性も重要です
肩甲骨の運動を行ったうえで、上肢の運動へと進めます
① 患者様を側臥位とし、片手を肩甲骨へもう一方の手を胸部にあてます。
② 肩甲骨を上下方向・内外方向にゆっくり動かします。
※側臥位で行うのがポイントです。側臥位とは、横向きに寝ている状態のことを言います。
また、呼吸に合わせて行うことで胸郭のリラクセーションも行えます
次回より、肩、肘、前腕、手首と指の拘縮予防(関節可動域練習)を順に、ご紹介します。
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